2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

維新の「身を切る改革」とは非正規雇用を維持拡大する隠れ蓑

選挙戦で維新が「身を切る改革」を得意げに叫んでいる。曰く、「大阪では議員や首長、公務員の報酬やボーナスを、また議員や公務員を削減して財源を生み出した」と。 しかし、これが住民に本当に求められている改革なのだろうか。派遣労働が解禁されて以降、…

反共は野党共闘破壊の毒矢

総選挙が始まった。野党共闘が成立し、与野党の対決構図が大多数の小選挙区で作られた。前回までは少数野党が分裂していたので、自公の圧勝を許した。その結果、政治は極端に劣化し、多数議席にあぐらをかいた、デタラメな政治の私物化が極まった。これを変…

総選挙に行こう

本日、衆議院が解散され10月31日投開票の総選挙が行われる。待ちに待った総選挙だ。首相は岸田さんに交代したが、実質は安倍・菅政権の9年間の総決算だ。特定秘密保護法に始まり、違憲の安保法制、共謀罪、2度の消費税増税、森友・加計学園問題、桜を…

維新は新自由主義の権化

10月12日、衆議院での日本維新の会の代表質問を聞いた。貧困と格差を広げ、成長できない日本にしてしまった新自由主義を、もっと推進せよと岸田新首相に迫る内容で、やはりというか、自公の補完勢力としての面目躍如、右寄り政策促進のあきれるものだっ…

財務事務次官の「ばらまき合戦」説に違和感

麻生前財務相の了承も得てあるとして、現職の財務事務次官が文藝春秋誌に、各党の政策論争を「ばらまき合戦」と批判する文を載せた。表面的にはそう言えるように見えるが、政権の無為無策でコロナ禍が国民生活を疲弊させている今、批判すべきはそこではない…

テレビドラマ 水戸黄門が好き

西村晃が主演するテレビドラマ『水戸黄門』の再放送を毎日楽しんでいる。映画『寅さん』と同じく、毎回、悪役が黄門と助さん格さんらにギャフンと言わされて終わるのだが、その悪役の描き方が現代にも通じる風刺となっている。悪代官や奉行がその権力を悪用…

野党の団結を妨害する連合新会長は、安倍政治の存続を望むのか?

連合の新会長が、共産の閣外協力もあり得ないと発言したそうだ。市民連合と4野党の政策合意の範囲内で、という限定付きで立憲民主党と共産党が政権協力をするといっているのに、だめだという。そもそも、政党間の合意に連合という労働組合が口出ししてくる…

野党は候補の一本化を急ごう

10月4日、安倍・菅政権をそのまま受け継いだ岸田文雄内閣が誕生した。8日の所信表明演説と13日までの代表質問だけで国会は終わらせ、14日に解散、19日公示、31日投開票の予定だそうだ。 憲法に基づく野党の臨時国会召集要求を拒否し続け、自党の…

野党の政権協力合意を祝す

9月30日、立憲民主党の枝野幸男代表と共産党の志位和夫委員長が政権協力で合意した。次の衆議院総選挙で新政権ができた場合、共産党は、市民連合と合意した政策を実現する範囲での限定的な閣外からの協力をするというものだ。ようやくというか、やっとと…