補償なく自粛の気力失せていく

 緊急事態宣言が5月31日まで延長された。そのときの首相記者会見で、新たな国民支援策は、やはりというか、打ち出されなかった。「感染者数がかなり少なくなってきました、国民の皆様のご協力のおかげで感謝します。もう少しでこの難局が乗り越えられそうです。つきましては、政府としてこれこれの支援をしますので、もうしばらく営業や外出を自粛してください。」と要請すれば、国民は気力を振り絞ってその要請に応えるだろう。しかし、支援策についてはまったくのゼロ回答で、自粛要請だけは依然としてそのまま。霞を食べて生きているわけではない国民は、絶望するしかない。なぜこんなに国民の苦しみに対して鈍感すぎるのだろうか。もう、辞めて、としか言えない。最前線で命がけで奮闘されている医療従事者に対しても、支援がなさ過ぎる。医療崩壊が起きないか、本当に心配だ。こんな政府が居座っていることが国民にとって許せない緊急事態だ。